20代リハビリ職のまじめな資産運用

20代リハビリ職で働く投資家です。 積立NISAでeMAXIS Slim 先進国株を積立中。企業型DCでも、先進国株に積立しています。

投資の心得・心構え 「とにかく一歩踏み出そう」

 

今日は投資の心得・心構えについて書いていきたいと思います。

 

投資の心得・心構えとして、

・まずは一歩踏み出そう

・短期的な値動きに一喜一憂するのは疲れるだけ

・情報はまず疑ってかかる

 

他にも挙げればたくさんあります。
でも挙げすぎると結局なにを心得て、なにを心構えすればいいのか分からなくなるのでこの3点絞ってみました。

 

この記事は投資しようか悩んでいる人や投資したいが自分はお金がないから無理と考えている人に見てもらいたいです。

 

特に20代の若い人へのメッセージ「とにかく一歩踏み出そう」です!
若い人は「時間」が最大の武器です。

 

 

 

 

まずは一歩踏み出そう

「まずは生活防衛資金を確保!」って言ってたら投資は始められない 

投資を始めようと思い立って、まず色んなサイトや投資ブログ、投資に関する本などを見ませんか?

 

それらでよく目にするのが、
「投資を始める前にまずは生活防衛資金を生活費の2年分や収入の3ヶ月分確保してから、余剰資金で投資をしよう。」
などと言ったものです。 

 

たしかに、もしものときの生活防衛資金は必要です。
自分や親が病気で入院した時…   大きな出費が重なった時…
会社が潰れて無職になった時…     自然災害が起こった時…

 

これらの未来は誰にも予想できません。
だけど、貯めながら投資もしていくという始め方でもいいと思います。

 

「生活防衛資金ができたら、余裕資金で投資しよう」という心構えでいると、いつまで経っても投資を始められないということは往々にしてあります。

 

人はお金が貯まっていくと消費欲も増していきます。
そのため生活防衛資金を貯めていく過程で、なにか欲しいものが必ずできてお金を使ってしまい、また貯め直さないといけないことはよくあることです。

 

また、余裕資金ができても何かと理由をつけて、投資に回すお金がないと言って投資が始められないケースなどなど。

 

大事なことは、とにかく投資を始めてみることです。
「とにかく一歩踏み出そう」

 

 

少額からでもまずは始めよう

少額からでも投資を始めてみることが何よりも大事です。

 

積立NISAなら最低100円から積み立て投資を始めることができます。
投資金額はいつでも変更可能なので、100円から始めてみて徐々に投資金額を増やしていけばいいのです。

 

また、SBI証券では「月ごと」「週ごと」「日ごと」の積み立てが可能です。
どれを選んだからといって、手数料等は変わりません。

 

他にも、楽天経済圏の人であれば楽天証券からポイント積み立てが可能です。
ポイントで投資ができるってすごい時代ですよね笑

 

iDeCoでは、最低5000円から積み立て投資が開始できます。
ただ、iDeCoに関しては金額に関係なく、167円の口座管理手数料がかかってきますので、投資金額はできるだけ多い方が対運用コストを低く抑えれます。

 

口酸っぱく言いますが「とにかく一歩踏み出そう」

 

 

短期的な値動きに一喜一憂するのは疲れるだけ

 マイナスになるときは必ずある

はじめのうちはたしかに短期的な値動きが気になってしまいます。
自分が稼いだお金が増えたり減ったりしてますもの。
「今日は〇〇円上がった」「今月は〇〇円の損失がある」など。

 

でも、実際には資産を売却しない限り、利益も損失も確定しません。
いわゆる含み益、含み損というやつです。

 

短期的な値動きが気になってしまうと、新聞やニュースにも敏感になってしまいます。「今日の日経平均株価は…」とか、「ドル円相場は…」とか、「〇〇企業が不正」とか「世界経済が停滞傾向に」とか、

 

挙げるとキリがないです。
しかし、分散投資をしていれば1つのニュース記事で資産価値が大きく変動することは
ほぼないです。

 

そして、株式市場は長期的に見れば右肩上がりの上昇を続けているのです。

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もちろん、ところどころ下げているところはあります。
しかし全体的に見るとどの先進国も右肩上がりの上昇ですよね。

 

だから、長期分散投資をしていくのであれば短期的な値動きに気にすることは意味がないのです。

 

 

 生活防衛資金は精神的支え

 生活防衛資金を貯めながら投資も始めていくのでいいと思います。
しかし、投資をしながらもしっかり生活防衛資金にも目を向けてやってください。

 

資産運用・資産形成をしていく上で、投資は「攻め」資金は「守り」になります。

 

たとえば、リーマンショックのときのことを思い出してください。
米国株式市場では直近のピーク時から、約2年かけて大底まで55%下落しました。

 

このときに、守りの資金が少ないと精神的にやられてしまい、「もっと下がるのではないか」思い、資産を売ってしまいかねないです。

 

しかし、守りの資金がしっかりしていると、55%下げでもなんのその。
何なら大底で買い増ししてやろうかという心持ちでもいられます。

 

長期投資をするのであればリーマンショックのような一時的に大きく下げる時期に遭遇する確率はおのずと高くなります。

 

そのような時に備えて、やはり生活防衛資金は大切ですね。

 

情報はまず疑ってかかる

 投資を始めていくと、様々な情報を目にするようになります。
「アメリカ経済が…」「中国は終わりだ」「この銘柄がいい」などなど。

 

特に投資などのお金が絡んでくる情報に関しては注意が必要です。
なぜなら、それらの情報や発言の裏には各人の思惑が隠れているからです。

 

たとえば、証券会社や銀行があなたに金融商品を提案しているところを想像してみましょう。

 

彼らは金融のプロです。
一見あなたに最適な商品をプロ目線からアドバイスしてくれているようにも思えますが、少し正解でほぼ間違えです。

 

彼らは利益を追求することが大前提です。まあ当たり前ですよね。
この大前提のもと考えると、彼らはあなたが商品を買えば儲かるわけで、あなたの資産が増えようが増えまいが関係のないことなのです。

 

利害関係を考えて情報を見てみると、その情報の裏に隠れている思惑が少しは見えると思います。

 

ですから、情報を100%信じてかかるのではなく、まず疑ってみましょう。

 

 

おわり

いかがだったでしょうか?
今回のキーワードは「とにかく一歩踏み出そう」です。 

 

そして、投資を始める上での心得・心構えをいくつか挙げてみました。
この記事を見て投資を始めてくださる人がいれば幸いです。

 

ここまで見ていただきありがとうございました。
あくまで投資は自己責任。